新たな命が芽吹くこの季節。
始まりを告げる、丹後、天橋立もイベントやレジャーシーズン全開!!
このページでは春の見どころと題しまして、オススメの春の観光スポットのご紹介を致します。
橋立あるっく片手に春の丹後を満喫して下さいね。
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葵祭

お伊勢さまのふるさと、丹後一宮・元伊勢籠神社(もといせこのじんじゃ)では例年4月24日に「葵祭(あおいまつり)」が行われます。北近畿、京都府北部丹後では最古の祭礼と言われ、2,500年余という長い歴史があります。
この「葵祭」は、籠神社ともゆかりの深い、京都・賀茂社の「葵祭」と同様の名で、京都の賀茂社では祭員が「葵の葉」を付けるのに対し、籠神社では冠に豊受大神様ゆかりの「藤の花」を挿すのが古例となっています。
祭礼は、宮司の祝詞奉上で始まり、御祭神の御霊をお遷しした「神幸祭」の儀、そして、供奉者による神輿の行列が地域を一巡する「御神幸」を行います。
その道中や祭礼の前後に繰り広げられる「太刀振り(たちふり)」や「神楽」の芸能の数々が大きな見どころ!
中でも、太刀を自在に操る「太刀振り」は、平安時代から始まったと伝わり「京都府無形文化財」にも指定されている由緒ある奉納神事。神の御生れを祝福すると共に神賑わいを盛り上げます。
開催日/2022年4月24日
場所/元伊勢籠神社周辺
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宮津祭

山王宮日吉神社と和貴宮神社で同時進行で行われる江戸時代から続く祭礼。
神輿(みこし)を中心に全町の平安を願い宮津市街地を巡り、神楽、浮太鼓が付き、太鼓の音が威勢良く鳴り響く賑やかなお祭りとなります。 最終日(15日)は、午前中から各所で神事が行われるなど、大きな見どころが沢山あり、夜7時頃から始まる『御宮入』で、お祭りは最高潮に盛り上がります。
宮津祭の歴史
『宮津祭』のはじまりは、江戸時代の初め、すでに『山王祭』が行われていた記録が残っています。『山王祭』は、当時『国祭』と称され、宮津城下最大のお祭りでした。
宮津の旧城下町は、西堀川を堺に、大きく東町と西町に分けられます。両地区には、それぞれの氏神があり、東地区は「和貴宮神社」、西地区は「山王宮 日吉神社」の氏子となっています。
藩政期、『山王祭』といわれ四月の二の申の日に行われていた山王宮 日吉神社の祭礼は、明治の改暦により五月十五日に、幕末より始まった和貴宮神社の祭礼は九月十一日に行われていましたが、第二次世界大戦後、二つのお祭りは同じ五月十五日に行われるようになりました。
これにより、東西ニ基の神輿(みこし)が出るようになり、同時進行でそれぞれの祭礼を行うようになりました。
開催日/2022年5月13日〜2022年5月15日日曜日、金曜日、土曜日 予定
場所/宮津
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丹後天酒まつり

◯会場は「日本酒の酒蔵」 2日間で9会場一斉に開催
土壁や梁が醸し出すノスタルジックな味わい…日本酒が生まれるその場所で、その空気を感じながら飲むお酒は格別です!丹後天酒まつりとは、日本酒の蔵開きイベント。蔵元が自ら企画したお祭りで、蔵見学や土地の食ブースなどのイベントとともに、地酒を楽しんでいただけます。日本酒の蔵は建物そのものが文化遺産と言ってもいいほどの雰囲気。通常のイベント会場での酒祭りにはない「酒が生まれるその場所で飲む格別な味わい」を楽しんでください!
◯普段は立ち入れない蔵見学と当日限定の特別なお酒
丹後天酒まつり2017でも「会場や人の雰囲気が良かった!」と好評をいただき、普段は接することの少ない酒造りの責任者【杜氏】との酒談義、当日限定の非売品のお酒や、普段は立ち入れない蔵の中など多くの酒ファンを魅了しました。地酒そのものの旨さと地元の美味しい食に加え、風土と文化をご一緒に「味」として楽しみませんか?
開催日/2022年05月下旬予定
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天橋立「文殊堂出船祭」

智恩寺に残る伝説「九世戸縁起」を再現したイベントで、松明が灯された海上舞台の上で太鼓に合わせて金銀2頭の龍が舞う。
クライマックスには打上げ花火もあがります。
場所:天橋立智恩寺近辺
時間:オープニング(地元子供会の踊りなど)19:30~20:00
海上絵巻「九世戸縁起」20:00~20:45
※21:00~21:20 一般の方も龍舞が体験できます
「九世戸縁起(くせとえんぎ)」
太古の昔、「いざなぎのみこと」「いざなみのみこと」という神様が、日本列島、そして天橋立をお造りになりました。
この神様が出来上がった地上をご覧になりますと、悪龍が大暴れしていて人々が住む事ができません。
神様たちは、毎日相談されました。
やがて、いざなぎのみことの申されますには、「何といっても、中国五台山におられる文殊菩薩こそ智恵第一の仏様で、昔から龍神の導師である。
悪龍もきっと改心するであろう」と。そこで神様たちは、五台山から日本海の荒海を越えて、文殊菩薩を丹後天橋立のこの九世の戸(天橋立)へお迎えされたのであります。
文殊菩薩は千年の間、この地でやさしく慈悲の心をもって説法をされました。やがて改心して善龍となった龍は仏に帰依し、人々を守護することを誓ったのであります。
開催日/2022年7月
場所/天橋立廻旋橋付近